トリガーポイント注射療法

トリガーポイント注射は、筋硬結(タウトバンド)にある、過敏部位(テンダースポット)と発痛点(トリガーポイント)に局所麻酔薬等を注射することで痛みと筋硬結を解消する治療法です。 神経ブロック注射とは異なるものです。
ホワイトハウスの内科医であった、アメリカの医師 Dr.Janet G.Travell がケネディ大統領の腰痛を治療し、症状が改善されたことで知られています。筋・筋膜性疼痛症候群(MPS)の標準治療とされます。
筋硬結中のトリガーポイントを選択的に治療するわけではなく、テンダースポットとトリガーポイントのすべてを治療の対象とします。重症の場合は平行して内服薬も処方されます。

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このMPSページを開設以来、多くのユーザーに閲覧いただきました。サイトの趣旨である、痛みの治療方針選択に多少なりとも貢献できたかと思います。
コメントを通じてのご質問も増えてきました。しかしながら、個々の患者さんの症状はそれぞれ異なり、問診だけで判断できません。コメントのやりとりで、適切なアドバイスは難しいことです。
真剣に悩むお気持ちは理解できるのですが、医療行為には慎重な対応が求められます。従いまして、今後はコメントの受付を中止させていただきたく存じます。

MPSサイトを閲覧いただき、ご自身の症状について適応かどうかは、当ページへのご質問ではなく、かかりつけ医に相談されることをお勧めします。
MPSサイトを開設している野崎真治は、千葉県流山市でトリガーポイント治療を行っています。近隣の方は「のざき鍼灸治療院」で対応いたします。他の地域にお住いの方は、SIGトリガーポイント研究会員の治療所をご検討ください。(ページ下部「このサイトの趣旨」にリンクがあります)