トリガーポイント鍼療法

鍼の技術で筋骨接合部、筋膜のトリガーポイントを脱感作(過敏さを取り除く事)して痛みを軽減する治療です。痛みが無くなることで結果的に筋肉の緊張が和らぐことはありますが、筋硬結(凝り)を解きほぐすのが目的ではありません。
また鍼治療といっても伝統的なツボ・経絡は使いません。解剖学に基づく触診と鍼治療の蓄積経験を応用して、発痛部(責任トリガーポイント)を検索するのが特徴です。

治療の機序(メカニズム)は、古来より行われている阿是穴への作用と同様ではないかと考えられています。阿是穴に相当するトリガーポイントを、責任トリガーポイントといいます。

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【当ページへのコメントについてお知らせ】
このMPSページを開設以来、多くのユーザーに閲覧いただきました。サイトの趣旨である、痛みの治療方針選択に多少なりとも貢献できたかと思います。
コメントを通じてのご質問も増えてきました。しかしながら、個々の患者さんの症状はそれぞれ異なり、問診だけで判断できません。コメントのやりとりで、適切なアドバイスは難しいことです。
真剣に悩むお気持ちは理解できるのですが、医療行為には慎重な対応が求められます。従いまして、今後はコメントの受付を中止させていただきたく存じます。

MPSサイトを閲覧いただき、ご自身の症状について適応かどうかは、当ページへのご質問ではなく、かかりつけ医に相談されることをお勧めします。
MPSサイトを開設している野崎真治は、千葉県流山市でトリガーポイント治療を行っています。近隣の方は「のざき鍼灸治療院」で対応いたします。他の地域にお住いの方は、SIGトリガーポイント研究会員の治療所をご検討ください。(ページ下部「このサイトの趣旨」にリンクがあります)