脳と自律神経③

東洋における健康法はこれらに「調身」「調息」「調心」を総合的に考えます。

すなわち
「身体」を整え
「呼吸」を整え
「心」を整える

この3つを総合的に整えるということです。

例えば「瞑想」においては、まず背筋を伸ばし、骨盤を立てます。(調身)
次に呼吸を整えていき(調息)
そして瞑想に入ります。(調心)

このように「姿勢」と「呼吸」というものは「心」「精神」と切り離せないものであり、
そこをコントロールできればメンタルのコントロールも可能になります。

ちなみに瞑想ですが、決していかがわしいものではなく、科学的な論文も沢山存在し健康効果が実証されています。
この1年間私自身が研修を受け続け実践しているので断言できます。

さて、調身ですが、要は姿勢をコントロールすることです。
具体的には胸椎を伸展させ、骨盤を前傾位に保つ。
加齢とともにそれがキープできなくなります。

そうすると骨盤が後ろに傾き、背中が丸くなり膝が曲がります。
腰も首も膝も負担がかかり痛みがでます。

ですから姿勢を改善することは痛みを改善するのにも大変有効なのです。
また姿勢がよくなることでセロトニンの分泌が増えたり、テストステロンの分泌が増えるといった研究もあります。
それ位姿勢は大切なんですよ!

「調身」の大切さはおわかりいただけただでしょうか?

流山市の鍼灸院 のざき鍼灸治療院