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CASE 05 / HIP & LOWER LIMB

坐骨神経痛様の痛み

53歳・女性2014年公開殿部・下肢

右膝をかばう姿勢が続いた後に生じた、左殿部から下肢の痛みを殿筋群などから検討した記録です。

旧記事では「座骨神経痛」と表記していました。

症状と背景

2年前から右膝に痛みがあり、1か月前から左の坐骨付近に痛みが生じていました。海外旅行後に右膝が痛み、医療機関で注射などを受けても残っていた症状は、中国鍼によって正座できる程度まで変化しましたが、膝内側の重い感覚は続いていました。

僧侶という職業上、正座を避けにくく、右膝をかばう姿勢が続いていました。その後、左殿部に安静時にもジンジンと引きつれるような痛みが生じ、鎮痛薬でも変化が乏しいため来院しました。

評価と施術

2014年8月19日の初回は、小殿筋と中殿筋前部線維へ刺鍼しました。小殿筋への刺激で、本人が普段の痛みに似ていると感じる反応がありました。

2回目には大殿筋にも症状とつながる反応がみられ、大・中・小殿筋を中心に施術。他の殿筋にも過敏な反応はありましたが、症状との直接的な関係を慎重に見分け、マッサージに留めました。

その後の経過

9月1日には、左を上にして横になる姿勢では殿部痛をほとんど感じず、痛む範囲は下腿前面へ縮小していました。足関節周囲の筋群も確認し、刺鍼を行いました。

9月17日には痛みが軽くなり、下腿外側から足背、母趾にかけてのしびれが残る状態まで変化したと記録しています。

注意事項

殿部から下肢の痛みやしびれには、筋・筋膜だけでなく神経や脊椎などが関係する場合があります。進行する筋力低下、排尿・排便の異常などがある場合は医療機関を優先します。

CONSULTATION

殿部・下肢の痛みについて、
経過と反応を確認します。

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