千葉県流山市・完全予約制 休診:月曜・木曜

AUTONOMIC NERVOUS SYSTEM / CLINIC & SCIENCE

流山市・南流山の鍼灸院

自律神経を、臨床と科学の両方から

臨床で生まれた問いを、測定と研究へ。得られた知見を、施術とセルフケアへ。

OBSERVE / MEASURE / SUPPORT呼吸と身体の
小さな変化をみる

FROM PAIN TO AUTONOMIC CARE

筋肉だけでは説明できない症状を、
脳・自律神経から考える。

自律神経への取り組みは、線維筋痛症の患者さんとの臨床から始まりました。

痛みが長く続く方と向き合う中で、筋肉や筋膜への施術だけでは十分に説明できない症状があることを学びました。刺激に対して脳や神経系が過敏になる中枢感作という考え方に触れ、身体の末梢だけでなく、脳・中枢神経・自律神経を含めて考える必要性を感じるようになりました。

また、持続する筋緊張には、仕事中の姿勢やデジタル機器の使用だけでなく、心理的な緊張、睡眠不足、呼吸の浅さなどが重なっていることがあります。痛みのほか、息苦しさ、倦怠感、睡眠、動悸、胃腸の状態、頭痛やふわふわするめまいなどを伺い、触診による筋緊張や施術後の反応と合わせて経過をみます。

鍼で身体に働きかけることに加え、共鳴呼吸、運動、瞑想、活動量の調整など、その方が日常で続けられる方法を組み合わせる。これが、現在の自律神経に対する臨床の土台です。

当院は自律神経に関する診断を行う医療機関ではありません。症状によって医療機関での検査・診療を優先します。

SCIENTIFIC RESEARCH

呼吸・心拍変動などのデータから、
体調の変化を捉える。

2022年、コロナ罹患後症状のある方を対象に、平畑光一医師と重症度に応じた呼吸リハビリを検討し、オンラインでの呼吸・瞑想指導とデータ収集を始めました。臨床で感じた変化を印象だけで終わらせず、質問紙、活動量、睡眠、心拍変動などから検討する取り組みへ発展しています。

HRV / BREATHING

心拍変動と呼吸

心拍の間隔に生じる小さなゆらぎである心拍変動(HRV)は、自律神経の働きを捉える手がかりの一つです。ゆっくりとした呼吸や共鳴呼吸が、心拍のゆらぎや体調にどのように関係するかに注目しています。

ACADEMIC PRESENTATION

2023年・2024年の学会発表

質問紙とスマートウォッチのデータを用い、コロナ罹患後症状に対するオンライン呼吸リハビリについて予備的な検討を行い、日本リハビリテーション医療デジタルトランスフォーメーション学会で発表しました。

発表内容を見る →

JOINT RESEARCH

東京大学医科学研究所との共同研究

2024年から、株式会社Anapana代表取締役として東京大学医科学研究所との共同研究を進めています。自律神経の指標と体調の変化との関係を検討し、患者支援とセルフケアの開発につなげる研究です。

Anapanaの研究開発を見る →

患者さんの状態を聞きながら説明する野崎院長

CLINICAL PRACTICE

鍼施術を軸に
科学的知見をセルフケアへ。

当院での基本は鍼施術です。睡眠、倦怠感、息苦しさ、動悸、胃腸の状態、活動後の変化などを伺い、触診による筋緊張や施術後の反応も確認します。そのうえで、必要に応じて共鳴呼吸や運動など、日常で続けられるホームケアをお伝えします。

  • 問診と触診から、その日の状態を確認する
  • 過敏さや鍼への不安に合わせて、刺激の強さと本数を調整する
  • 施術後の筋緊張や症状の変化を確かめる
  • 共鳴呼吸や運動を、個別的なホームケアとして提案する
  • 必要に応じてSPARCL CAREを用いたセルフケアを提案する
  • 検査や診断が必要な場合は、医療機関での診療を優先する

DIGITAL HEALTH / ANAPANA

臨床で培った支援を
日常へ届ける。

SPARCL CAREは、体調を記録し、傾向を可視化し、その日の状態に配慮したセルフケアを支援するアプリです。

SPARCL CARE公式ページ

医療機器ではなく、病気の診断・治療・予防を目的とするものではありません。

CLINIC臨床で観察する
RESEARCHデータで検討する
DAILY LIFE日常の支援へ戻す

AUTONOMIC TRAINING & SELF-CARE

呼吸から、
自律神経の調節力を育てる。

現在は共鳴呼吸を基本に、呼吸に伴う心拍の変化と体調の反応を確かめながら、一人ひとりに合う方法を考えています。その場でリラックスすることだけでなく、負荷に反応した後に落ち着きを取り戻す力を育てることが目的です。

01 / BREATHING

共鳴呼吸を基本に

1分間に約6回、吸う時間と吐く時間をおおむね同じにする呼吸を基本とし、1回5分、1日2〜3回を目安に、無理なく続けられる速さと深さへ調整します。現在、心拍を連続計測し、その人に合う呼吸ペースの確認と記録を支援するスマートフォンアプリも開発しています。

02 / RESPONSE

心拍と体調の反応をみる

必要に応じてスマートフォンアプリで心拍の変化を測り、呼吸に対する反応を確認します。また、日常生活における心拍、活動量、睡眠などを把握するため、スマートウォッチから取得したデータの活用についても研究しています。数値だけで判断せず、息苦しさ、倦怠感、睡眠、集中のしやすさなども合わせて経過をみます。

03 / ADJUSTMENT

状態に合わせて負荷を調整

身体の状態が変わると、その人に適した呼吸ペースも変化する可能性があります。同じ人でも日々の体調によって異なるため、心拍や心拍変動などを計測しながら、その時の状態に合うペースへ調整します。なお、状態に応じて最適な呼吸ペースが変化するという考えは、現時点では研究段階の仮説です。

04 / RESEARCH

自律神経トレーニングを研究

共鳴呼吸に加え、インドの伝統的な呼吸法、ヨガ、瞑想などを組み合わせた、総合的な「自律神経トレーニング」の体系化と研究に取り組んでいます。将来的には、体調に不安を抱える方への支援だけでなく、アスリートやビジネスパーソンに対しても、コンディショニングや集中、負荷後の回復を支えるプログラムとして指導することを計画しています。

呼吸法や自律神経トレーニングは、医療上の診断や治療に代わるものではありません。息苦しさ、めまい、強い倦怠感などが現れる場合は無理に続けず、症状や基礎疾患によっては医師への相談を優先します。

SEMINAR / VERITE

研究と臨床の知見を
わかりやすく伝える。

株式会社ヴェリテとして、自律神経、コロナ罹患後症状、呼吸、心拍変動、セルフケアなどをテーマに、オンラインセミナーや講演を行っています。また、株式会社Anapanaでは、重症度別の呼吸リハビリ動画や、自律神経・呼吸・セルフケアに関する解説記事を公開しています。野崎真治個人のnoteでも、臨床や研究から考えたことを継続して発信しています。

研究・セミナーなど現在の取り組み →

野崎真治のnoteを読む →

Anapanaの動画・解説記事を見る →

QUESTIONS BEFORE VISITING

自律神経と鍼灸について
来院前によくある質問。

自律神経の症状に、鍼灸は効果がありますか?

鍼灸への反応には個人差があり、すべての症状の改善を保証するものではありません。当院では、睡眠、疲労、息苦しさ、胃腸の状態、動悸、身体の緊張などを伺い、触診や施術後の反応も含めて経過を確認します。診断や検査が必要と考えられる場合は、医療機関での診療を優先します。

何回くらい通えばよいですか?

初回の状態だけで一律には決めません。基本は施術後の反応を確かめながら数回の経過を見て、通常は5回程度を一つの確認時期とし、強さや頻度、生活上できることが増えたかを話し合います。急性で症状が強い場合などは、状態に応じて間隔を調整します。

鍼の刺激が苦手でも受けられますか?

初めての方、鍼への恐怖心がある方、触れたときの過敏さが強い方には、鍼の深さ・刺激・本数を控えめにします。問診と施術中の反応を確認しながら進めますので、不安や苦手な感覚は遠慮なくお伝えください。

自律神経を整えるために、どのようなことを行いますか?

基本は鍼施術です。必要に応じて、ホームケアとして共鳴呼吸や運動をお伝えし、SPARCL CAREを用いた個別的なセルフケアを提案することがあります。体調に合わせ、無理なく続けられる方法を一緒に考えます。

病院と鍼灸院のどちらへ行けばよいですか?

急な強い症状、胸痛、失神、呼吸困難、麻痺、発熱を伴う症状などがある場合は、まず医療機関へご相談ください。検査や診断を受けても症状が続く場合や、身体の緊張、生活背景、セルフケアも含めて相談したい場合には、鍼灸を選択肢の一つとして検討できます。

保険は使えますか?

当院の施術は原則として自費です。保険適用を前提とした案内は行っていません。料金とコースはトップページの「施術コース」でご確認いただけます。

CLINICAL SCIENCE

呼吸、心拍変動、症状の推移を測る。
得られた知見を、臨床とセルフケアへ。

研究で分かっていること、臨床から得た見立て、まだ検討が必要なことを区別しながら、一人ひとりの支援につなげます。

AUTHOR & DISCLOSURE

このページの執筆・情報について

執筆・監修
野崎 真治
保有国家資格
はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師
公開日
最終更新日

情報の区別:心拍変動や緩徐呼吸について研究で報告されている内容、当院の臨床で確認する症状・触診・反応、現在研究中の仮説を区別して記載しています。スマートフォン等による測定は医療上の診断に代わるものではありません。

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