症状と背景
左脚全体が重だるく力が入りにくい、歩行時に違和感と脱力感がある、左腕にも同様の重だるさがあるという訴えでした。
毎日のウォーキングと週末の長距離歩行・バイクが習慣でしたが、約2年前から疲れが取れにくくなり、スリッパが脱げる、爪先が上がりにくい状態へ変化。左脚全体を持ち上げ、爪先から接地する歩き方になり、左腕の脱力感でバイクのクラッチ操作も難しくなっていました。
初回の評価と施術
2014年5月19日に初回来院。すねから足の甲の違和感、足底の痛み・しびれ、歩行時の違和感・脱力感があり、椅子に座った後などにしびれが生じていました。
中殿筋前部線維とすねへ刺鍼すると、殿部と足の甲へ響く感覚があり、置鍼中に以前感じていた痛みに似た感覚が再現されました。
その後の経過
旧記録では、初回後から脚に力が入りやすくなり、3回目以降はふくらはぎ・足底の違和感、脱力感、しびれが軽減したとしています。
4回目以降は膝の可動域制限に対するマッサージと、左前腕の施術も追加。8回の施術後、左脚の重だるさと脱力感が軽減し、歩行の困難がなくなり、左腕も細かな動作がしやすくなったと記録しています。
現在の考え方
脱力、爪先が上がらない、歩行障害、上肢と下肢に同時に症状がある場合は、神経疾患などの除外が重要です。現在はまず医療機関での評価状況を確認し、進行性の場合は施術より受診を優先します。