脳と自律神経①

おはようございます。

今日は「脳と自律神経」についてのお話しをします。

なぜ「脳」が加わるかといいますと自律神経は精神状態と大変関係が深いからです。

様々な精神活動や「感情」が脳に影響を与え、それが自律神経に作用します。

「自律神経」は体中の機能を「勝手に」コントロールしてくれています。
「勝手に」というのがポイントで自分でコントロールができません。

緊張したら心臓がドキドキして心拍数が上がったりします。
このように精神状況に影響を受けながら体は勝手に自律神経によってコントロールされています。

それがうまく回っている時は良いのですが、うまくいかないと様々な不調が生じます。

いわゆる「自律神経失調症状」ですね。
フラフラする、めまいがする、体がだるい、息苦しい、よく眠れない、不安感が生じる、などなど。
不定愁訴をあげればきりがありません。

西洋医学では症状をコントロールするために薬を処方されますがあくまでも対処療法であり根本解決にはなりません。

東洋では「心身一如」という言葉が古くから存在するように、心と身体は一体であると考えてきました。

「心」と「体」をコントロールすることをずっと考えてきたのです。
それほど昔から様々な症状に人類は悩んできたのでしょう。

さかのぼれば4500年も昔からそのようなことをおこなってきたのですよ。

古代から連綿と伝わる東洋の叡智は現代にも十分に通用します。

むしろ現代人にとってはなお切実に必要とされているのではないでしょうか?

続きは次回書きますね。

流山市の鍼灸院 のざき鍼灸治療院