ODの子どもへの家庭での接し方2

お子さんが起立性調節障害(OD)と診断されたら家庭ではどのように接したら良いのでしょうか?1からの続きです。

 

Q&A方式で記載しています。

 

Q 遅刻しても登校した方が良いですか?

 

A  体調が悪いのに、無理に起こして登校させるのは逆効果ですが、体調が比較的改善する午後はできるだけ登校させるようにように心がけましょう。学校の理解と協力を得て、体力が回復してから登校を促しましょう。電車通学の場合には、座席に座れるようにラッシュアワーを避けるのも一案です。

 

Q 遅刻をするのはイヤ、授業の途中で入りにくいと訴えています

 

A  ODは身体の病気です。学校にもよく理解してもらい、午後からの登校や別室登校を試みてください。別室登校とは保健室や相談室への登校です。体力的に不安があれば家族が付き添って登校してください。体力に自信がなければ家族が付き添ってください。

Q 何をやってもうまくいきません、、、

A 保護者だけが問題を抱え込まないことが大切です。不安になった場合は医師だけでなくスクールカウンセラーに相談することも可能です。また、周囲に悩みを相談しにくい場合もあるかと思いますのでその場合はODの親の会なども存在します。とにかく一人で抱え込まないでください。

 

岡山県教育委員会の発行した冊子より引用しています。

運営者情報
流山市の鍼灸院 のざき鍼灸治療院代表 野崎真治